ITエンジニアを目指そう

自身が直面したインシデントの解決策を記録します。同様の現象で困った方の助けになれば幸いです。

httpsなのに、Chromeで「このサイトは保護されていません」と表示される

【表題】常時SSL対策のために、httpsにしたのに、Chromeで「このサイトは保護されていません」と表示される

【日付】2018/08/09

【詳細】

常時SSL対策のために、httpsにしたのに、Chromeで「このサイトは保護されていません」と表示される。シークレットモードでも同様。

IEやFire Foxなど別のブラウザでは問題なし。また別のPCのChromeでは正常に常時SSLが適応されている。

【解決策】

Chromeでキャッシュを削除する。

ヘッダーの[Google Chromeの設定](f:id:sants:20180810114634p:plain ) -> 最下部の[詳細設定]-[閲覧履歴データを消去する]->[キャッシュされた画像とファイル]を選択し、[データを消去]をクリック。

(私の場合、閲覧履歴もチェック入れてしまいましたが、恐らく不要)

f:id:sants:20180810114905p:plain

 

【備考】

[検証]や[デベロッパーツール]から[Security]タブを見て、表示されるエラーメッセージ

を検索しても解決できなかったのですが、単純な方法で解決できました。

 

This page is insecure(broken HTTPS

 

 

新旧アカウントを設定せずに、取りこぼしなくメールサーバを移行したい

【表題】新旧アカウントを設定せずに、取りこぼしなくメールサーバを移行したい

【日付】2018/08/01

【詳細】

メールサーバの移行におけるトラブルの元となるのが、DNS浸透期間の関係で、送られてくるメールが、移行元(旧メールサーバ)と移行先(新メールサーバ)のどちらに届くか分からないことがあげられる。

そのため、新旧どちらのメールサーバがメールを受信しても取りこぼしがないように、メーラーへの設定を、新旧メールサーバの標準ドメイン、もしくはIPアドレスを指定することが推奨されている。しかし、クライアント側での設定となるため、端末数に比例して、問い合わせや、設定代行など、作業負担が大きくなる。

【解決策】

Exchange serverを導入してメールをサーバ側で管理する。

②ローカル配送の機能を利用して、メール転送で解決する。

 

下記②の方法で少なくとも新サーバのアカウント設定のみで対応が可能になります。

 

1.移行先サーバで新規ドメインを取得しメールアドレスを作成。   (test@tmp.co.jp …以下Aとします)

2.移行元サーバで、メールアドレス(B)をAに転送するように設定。

(test@now.co.jp  …以下Bとします)

3.移行先サーバでAからBにメールを転送するように設定。

 

下記のような転送構成となる。

 

旧サーバ    新サーバ     新サーバ

test@now.co.jp -> test@tmp.co.jp -> test@now.co.jp

 

ローカル配送の機能により、 AからBへの転送は、旧サーバではなく、新サーバとなります。

 

旧サーバで受信したメールも必ず新サーバに転送されますので、

メーラーへの設定は新サーバのみで済みます。

 

注意

・ローカル配送が標準でONになっているかは各ホスティングサーバによって異なるので要確認)

 

【備考】

・ 新規ドメイン取得は、有料ですが、さくらインターネットなどは

無料でメールが使用できるサブドメインを提供しています。

サブドメインは提供しているが、メールは使用できないレンタルサーバもあるので注意)

メーラーに pop.now.co.jpのように、ドメイン名を設定している場合、

 MXレコードを新サーバのアドレス(標準ドメイン)に変えることで、

 半日程度で、メーラーは新サーバのPOPサーバにアクセスするようになります。

(100%ではないらしいです)

 その場合、クライアント側での設定は不要となります。

 

各ホスティングサーバ(レンタルサーバ)比較まとめ

【表題】各ホスティングサーバ(レンタルサーバ)比較まとめ

【日付】2018/07/22

【詳細】ホスティングサーバ移行先を検討していた時に、試用してみたり

問い合わせたりした際に感じたことのまとめです。

 

【前提】

Wordpressが使えること

・複数のメールアドレス・メーリングリスト・メール転送・FTPアカウントが

 作成できること。

・ストレージが200GB以上あること

・サーバ側の障害時の保障があること

 

 ビジネス向けだと下記4つが上がりました。

CPI さくらインターネット Zenlogic GMOクラウド

 

 

サーバ CPI
系列 KDDI
ビジネス向け根拠 SLA100%
参考URL https://www.cpi.ad.jp/sla/
SSL 有料のみ
Webメール Roundcube・オリジナル(Roundcubeより文字化けする)
特筆すべきいい点  
悪い面1 コンソール画面のレスポンスが遅め
悪い面2 迷惑メールの受信拒否設定は一括で設定できるが、設定の解除はメールアドレス単位でしなければならないので設定を失敗したり変更する場合は手間。また、ホワイトリストの機能はない。
総評 マルチドメインやネームサーバの変更などはメールでの依頼のみと自由度が低いが、不慮の事故を防ぐという意味では正しい。容量無制限は一見不安だが、KDDIなら大丈夫か。信頼性を重視するビジネス向け。
サーバ Zenlogic
系列 ソフトバンク
ビジネス向け根拠 RAID1、SLA
参考URL  https://zenlogic.jp/rentalserver/backup.html
SSL Let's Encrypt以外の無料SSLがある
Webメール Roundcube
特筆すべきいい点  
悪い面1  
悪い面2  
総評 自由度が高く、レスポンスも良く、サポートも良いのだが、最近2週間ぐらいWeb/FTP/メールが使用できなくなった。データは消えなかったのだが、ビジネス用途としては信頼を失っているので難しいか。他サーバと並行して運用する場合には候補として入れたい。
サーバ さくらインターネット
系列 同上
ビジネス向け根拠 RAID10
参考URL https://www.sakura.ne.jp/backup.html
SSL Let's Encrypt
Webメール オリジナル とRoundcube
特筆すべきいい点 無料ドメインをくれる
悪い面1 メールアドレスの一括登録ができない。
悪い面2 サポートに電話かけても20分ぐらい繋がらない
総評 コンソール画面がCGIの時代を彷彿させる懐かしい感じ(笑)外部ドメインも利用できるなど自由度も高く、料金も安いが、どうしても個人向けのイメージが強いので、もうすこしビジネス向けの機能や情報を出してくれてたら上司に提案したかった。
サーバ GMOクラウド
系列 GMO
ビジネス向け根拠 SLA
参考URL

https://shared.gmocloud.com/iclusta/sla/

SSL Let's Encrypt以外の無料SSLがある
Webメール Roundcube
特筆すべきいい点  
悪い面1  
悪い面2  
総評 パッと見料金が安めと思いきや、メーリングリストFTPアカウントの作成程度をオプションとしているので、料金体系が複雑な印象。ビジネス向けに選ぶなら、使用用途をよく確認する必要がある。

 

その他

サーバ CORESERVER
系列 GMO
特筆すべきいい点 ストレージがSSD完備
総評 ユーザバックアップがWebメールのみならず、メールサーバも容量無制限で15世代も使えるのだが、保障は一切ないので、ビジネス用途には使えないと判断。個人で利用する機会があれば検討したい。
サーバ エックスサーバ
系列  
特筆すべきいい点  
総評 紹介制度が充実しているためアフェリエイターに絶大な人気を誇る。操作性の評判も良いようで悪い記事が見当たらない。
サーバ ASJサーバ
系列  
特筆すべきいい点 簡易グループウェアがある
総評 コストが高く、容量も少なめだったので、候補から外したが、低コストながら多機能なグループウェアHotbiz7を運営してる会社なので、グループウェアも込みで考える場合は候補にしたい。
サーバ ゴヤレンタルサーバ
系列  
特筆すべきいい点  
総評 メールで問い合わせしたのに返信がなかったので論外

 

Windows10でログイン後の画面にアイコンが表示されず真っ黒になっている。

【表題】Windows10でログイン後の画面にアイコンが表示されず真っ黒になっている。

【日付】2018/06/20

【詳細】

ログイン後の画面にアイコンが表示されない。画面が真っ暗になっている。

タスクマネージャは起動するが、コントロールパネルは呼び出せない。

セーフモードで起動しても変わらない。システムの復元も効果なし。

【解決策】

新規アカウント作成をして、コントロールパネルからWindows update(1803)を行う。

(6/21 Windowsの認証が解除された。本件と関係あるかは不明)

タスクマネージャを開き、「control userpasswords2」と入力。

管理者アカウントを作成。

 

参考元

「Windows Update後、画面が真っ暗。」とりあえずの解決策 | サポート日記 | パソコンなんでも相談所|新潟市

 

作成した管理者アカウントでは、正常にアイコンなどが表示された。

Windows update(1803)を行ったところ、元のアカウントでも正常に表示。

 

f:id:sants:20180622085222p:plain

 

 

【備考】

 

 

Outlook2016で、既読の受信メールを自動で特定のフォルダに移動させたい

【表題】Outlook2016で、既読の受信メールを自動で特定のフォルダに移動させたい

【日付】2018/05/31

【詳細】

Live mail2012では、既読のメールを自動で任意のフォルダに振り分けることができた。しかし、Outlook2016の仕分けルールでは、メールを受信したタイミングでの設定となるため未読のメールが振り分けられてしまう。

【解決策】

マクロを用いて、ワンクリックで既読のメールを任意のフォルダに移動するようにする。

 

Outlookで開発タブから「Visual Basic」をクリック

f:id:sants:20180531104051p:plain

開発タブの表示方法->[開発] タブを表示する - Office サポート

 

②「挿入」->標準モジュール

f:id:sants:20180531104321p:plain

③ソースをコピペして、4か所、使っている環境に合わせて修正する。

 

gist.github.com

f:id:sants:20180531111422p:plain

日本語入力だとOutlookが固まる?メモ帳などで先に入力してコピペで対応する

1.送信者名1・・・移動させたいメールの送信者

2.送信者名2・・・移動させたいメールの送信者

名前は部分入力でも可能。(送信者名1、送信者名2、送信1、送信2という人がいた場合、"送信者名"と入力すると、送信者名1、送信者名2のメールが指定したフォルダに移動する)

3.親フォルダ/子フォルダ/孫フォルダ・・・移動させたいメールの移動先

(子フォルダに移動したい場合は「親フォルダ/子フォルダ」

このソースコードではルートフォルダ(親フォルダ)から2つ下の階層のフォルダ(孫フォルダ)まで指定可能)

4.hoge@hoge.co.jp・・・アカウント名

設定が終わったら画面を閉じる。

 

f:id:sants:20180531110113p:plain

5.[ファイル]->[オプション]->[クイックアクセスツールバー]

コマンドの選択:マクロ ->追加ボタンで右側に持ってくる。

f:id:sants:20180531110721p:plain

6.クリックでマクロが実行できるようになる。

f:id:sants:20180531111057p:plain

 

【備考】

 

参考元

Outlook/VBA: 受信トレイからフォルダに自動で振り分けるマクロを作った | 非IT企業に勤める中年サラリーマンのIT日記

 

Windows10にアップデートしたパソコンの画面が頻繁にフリーズする

【表題】Windows10にアップデートしたパソコンの画面が頻繁にフリーズする

【日付】2018/04/23

【詳細】

 Windows10にアップデートした途端、パソコンの画面が頻繁にフリーズ(固まる)する。数秒で正常に戻る場合が多いが、エクセルなどのOfficeソフトが完全にフリーズし、強制終了でデータが飛んだりすることもある。

【解決策】

2パターンあり。

1. Intel HD graphicsを無効にする。

2.win7時のOSが32bitだった場合、Win10の64bit OSをインストールしてみる

 

①検索窓に[device manager]と入力してデバイスマネージャを開く

f:id:sants:20180515123714p:plain

②ディスプレイアダプター -> Intel(R) HD Graphicsを右クリックして、

「デバイスを無効にする」を選択。

f:id:sants:20180515123907p:plain

③再起動して完了。画面の解像度が変わってるので要調整。

【備考】

 インテルのグラフィックス・ドライバーが、Win10 32bit OSに対応していないため

発生?( Intel HD Graphics 4600?) 

エクセルやワードなどの事務作業をする分には、ドライバーを無効にしても

支障はないようです。

 

ユーザのパスワードがわからなくてパソコン(Windows 10)にログインできない

【表題】ユーザのパスワードがわからなくてパソコン(Windows 10)にログインできない

【日付】2018/04/20

【詳細】

ユーザのパスワードがわからなくてパソコン(Windows 10)にログインできない

【解決策】

4/23 マイクロソフトアカウントでログインしている場合はこの方法ではログインできません。(新規アカウントを作成してデータのサルベージは可能)

 ログイン画面に出てくる「コンピュータの簡単操作」アイコンからコマンドプロンプトを起動できるようにして、コマンドでユーザのパスワードを再設定する。

 

 

①使えるパソコンから、KNOPPIXをダウンロードして、DeepBurner(Free版)などでDVDに焼く。

KNOPPIX のダウンロード先のあれこれ - Palm84 某所の日記

DeepBurner - Powerful CD and DVD Burning Package

②ログインパスワードがわからないパソコンにDVDを入れて、再起動して

KNOPPIXを起動させる。

4/23 富士通東芝などの一部の端末ではDVDブートしない

http://www.kit-pc.jp/others/o-cddvdboot/8-10

上記参照

f:id:sants:20180421140207p:plain

KNOPPIXディレクトリを開く

f:id:sants:20180421140722p:plain

④System32のディレクトリを開く。

 開く前に「表示」->「詳細リスト」にしたほうが探しやすい。

 

f:id:sants:20180421140901p:plain

⑤utilman.exe -> utilman_back.exe にリネームする(バックアップ)

f:id:sants:20180421140948p:plain

⑥cmd.exeをコピーして、「Ctrl+V」で貼り付けする。

f:id:sants:20180421141024p:plain

⑦ファイル名をutilman.exe でリネームする。

f:id:sants:20180421141120p:plain

⑧上記が済んだらパソコンをいったんシャットダウンする。

シャットダウンするとDVDが自動的に払い出される。

再度パソコンを起動して、「コンピュータの簡単操作」アイコンをクリック

f:id:sants:20180421141235p:plain

⑨CMDが起動するので、

「net user テストさん(ユーザ名) *」 と入力(半角スペース注意)すると、パスワード再設定ができる。 ユーザ名がわからないときは 「net user」でユーザリストを表示することができる。 4/23 net user (任意のUser名) /addで新規アカウントを作成し、データのサルベージを行うことができる。

f:id:sants:20180421141554p:plain

 

 

【備考】

参考サイト

echowear.co.jp